Second Life: Your World. Your Imagination.Second Life CTO の Cory Ondrejka 氏に会えました。むちゃくちゃうれしい!
現在 Second Life の中でビジネス展開しているのは 25社
なかには個人で年間10万ドル稼いでいる人もいるそう。
アバターのファッションや、現代的やリゾート風の建築物のモデリングを行って
バーチャルな貨幣である L$ をやりとりする。L$ は eBay とかで $ と交換されている。
現在の為替レートは 270 L$ = 1$.
2万ドルを稼ぐユーザーが3千人以上いて、経済圏が確率しているそう。
広告代理店 Leo BurnettとArc Worldwideは Second Life で展開を始めたそうだし。
second life のツボは、島を買ったり、洋服を買ったり、
人間の所有欲をくすぐっているところか。
VRML も同じところを目指していたと思うんだけど、
インフラやグラフィックスパワーなど追いついてこなく、
時代が早すぎたのもあって、成功しなかった。
あの頃仲良かった Rikk や Paul はどうしているのかな〜
Second Life ではワープしないで移動できる 1区画(たとえば 1島)1CPU が
割り当てられている。島は買わないと手に入らないから、
実質、WWW 用 Web サーバのレンタルと似たような感じか。
Developer 向けの情報も公開されているから、
バビロンをネットワーク経由で利用するチャット用の自動翻訳システムを実装したヤツもいる。
Second Life は単なるオンラインゲームではなく、コンテンツを作った人に利権が残る。
Creative Commons を投影した自由な著作権の世界なのが最大のポイント。
snow crash や cryptonomicon の時代が現実にやってきたかってことか。
きっと The 13th floor みたいに、
Second Life の世界の中に Second Life (3rd Life ?) ができると本物だな。
日本では法律の問題もあって、L$ を 円に換金することは実質難しい気がする。
抜け道はあるかもしれないけど、そこで営まれる経済が巨大になると誰もだまっちゃいない。
ポイントはマシニマ(簡単に言うとVR世界での映画)みたいに、
Second Life の世界の中で完結するエンターテインメントの世界があれば、
別に現実世界のお金に換金しなくてもいいじゃん。
と、いろんなことを考えるうちに、
Seconf Life の中に Tax Haven を実装しようという気になってきた。