5/31/2008

[&] Contemporary Architecture


realities united/ work/ ECAC

天井の蛍光灯が数字を奏でている。
デモビデオを見ると、このギャラリーの来場者、
一人も天井に気づいていない気がする。

わざと気づかせる仕組みを作るのは簡単だけど、
そんなのは、お仕着せがましい。

ふと、
ほんとうに、ふと、気づいた人だけが、心を動かされる。

10人に一人かもしれないし、
100人に一人かもしれない。

けど、その一人の記憶に潜り込むことができるのなら、
それはアートとしても建築としても素敵なことだと思う。

5/30/2008

[&] aqua drop


[超撥水ゲーム]aqua drop -アクアドロップ-

21_21 で行われた Water 展で、一番好きだったのが、
takram の超撥水のお皿。
見慣れない不思議な感覚と、人の心を動かすこと意外、
何にも役立ちそうにないことが、とっても素敵だと思った。

そんな超撥水が aqua drop でいつでも楽しめるのだ。

takram は Water 展のためにものすごい数の試作品を作っていた。
素敵なものを作るとき、必ずしも数で勝負することが正解だとは思わないけど、
ある数、がんばった分だけ、ちょっとだけ素敵さが増すんだって思った。

5/28/2008

[&] iFund



KPCB - iFund™ Initiative

iPhone 向けの革新的なアプリケーションに総額1億ドルを投資する iFond の
最初の投資先となった二つのアイデア

[ whrrl ] 地図を元に周辺の店舗情報やイベント情報を提供するサービス。
[ iControl ] エアコン、照明、ブラインドなど家電機器をリモートコントロールするセキュリティシステム。

今時は Twitter に書き込むだけで家電コントロールできるらしいからな〜
[ Control your Home with Twitter ]

まあ、確実な堅い路線からやってきたな〜という感じもしつつ、
iPhone の使い方には、
まだまだ革新的な道具としての役目があるはずだと、
うっすらとだけど感じている。

5/26/2008

[&] phyletic museum




2minds.de | robert seidel |�phyletic museum

max hattler と robert seidel の話を聞いてきた。
ビルの上の LED ディスプレイ上を泳ぐっていうプロジェクトも興味深かったけど、
phyletic museum のプロジェクトの映像は想像を超えていた。

生物学の博物館の 100周年記念イベントで、
生物学の形や生命観を建物の外側に表現したもの。
プロジェクタ3台、すべての窓に準備されたライティング。

建物自身が生きているような、不思議な体験。
これは「映像」という枠組みを超えている。
もしかしたら「建築」なのかもしれない。

[&] BIGGEST DRAWING IN THE WORLD



BIGGEST DRAWING IN THE WORLD

超巨大な GPS ドローイング。
GPS 象さんも、GPS 豚さんも、これにはかなわないな。

GPS レシーバーを埋め込んだバッグを DHL に任せて、
世界中に順繰りに配送させる。その軌跡を描画すると、
地球全部を使った絵になるんだ。

ディテールはともかく、
これ以上ないスケール感の大きさに心が動かされるのか。

さて次は、月で GPS ドローイングかな ←無理です。GPS衛星飛んでないし。

追記:いたずらだったそうです。ちょっと残念 「GPSで世界最大の線描画」はいたずら

5/16/2008

[&] NISHI-KI Keyboard



GeekStuff4U.com - NISHI-KI Keyboard

実用性うんぬんは抜きにして、
こんなキーボードがあったら、見過ごすか、気になるか。

デザインをつきつめると使いやすくなるというのはあるけれど、
使いやすさや視認性を無視してデザインを考えるってのもありだな。
一種のアートなのか。いや、デザインを超えたデザインがあるはず。

5/14/2008

[&] GreenPIX: Play



GreenPIX: Play

最近壁面全面が LED 照明になっているビルを見かけるけど、
そんなビルの壁面映像をデザインできるシステム。

ベースは Jitter かな。
二次元の地図を見ながら、
どの位置に立ったらどう見えるのか、
この位置から見上げたら、どう歪んでみえるのか、
このくらいの位置から見たら、どれくらい小さく・大きく見えるのかといった
コンピュータ上での試行錯誤が(ほぼ)完璧に近い形でできる。

バーチャルとリアルの架け橋。
もう一歩進めば、なんかもっと凄いこと出来そう。

[&] travel the world of Hermes



corporate website - travel the world of Herm�s

エルメス純正のケリーバッグ。

憧れ?のケリーバッグを紙で大胆にデザインしたバッグ達。

ブランド側にしてみれば、ブランドイメージを気にしたり、
偽物を気にしたり、気にすることが絶えないわけだが、
このペーパークラフト作戦は、ニヤッと笑わせてくれる。

ブランドイメージを失わずに、偽物?を作って、
既存のデザインを刷新し、
デザイナーが遊ぶ舞台を用意してくれる。

このバッグで遊ぶ小さな女の子が、
未来のバッグデザイナーになるかもしれないのだから。
未来への絶大なる投資かもしれないな。

[&] WorldWide Telescope


WorldWide Telescope

Google Sky の対抗馬である Microsoft WorldWide Telescope が
ダウンロードできるようになった。

すうっと動くゲーム的な動きが心地いい。
データの網羅性はどうあれ、
UI の動きの心地よさと宇宙空間を遊泳する心地よさがたまらない。

多分 Microsoft Reserch の
Jim Gray 氏の [SkyServer] がベースになって、
Photosynth のテクノロジーがうまく転用されていると思われる。

我らが Mitaka は Google と Microsoft と Stellarium を追いかけるのか。
もとから同じ道のりを歩んでいないとも言えるけど。
ちょっとこれからの力の入れどころを考えないといけないなと思う、
今日この頃であった。

5/12/2008

[&] The New York City Waterfalls



The New York City Waterfalls

New York 数カ所に設置予定の人口の滝。

人口だから本物の滝にかなわないってことじゃなくて、
人口だからこそ人の心を動かす何かがあるはず。この滝には。

気になるのは、生まれてから一度も滝を見たことが無い人にとっても、
何か意味のあるものになるのだろうか。人口の滝は。

人口の○○が、決して単に何かを模倣するだけのものでは
無くなった時にこそ、本当の意味での人工物になるのかもしれない。

[&] Eye-Fi Explore



Eye-Fi � Products

SDカードサイズに無線LAN機能が搭載されていて、
デジカメで撮影したとたんに Flickr にアップロードできる Eye-Fi.

イノベーションのかたまりようなプロダクト。

さて、新製品が出てきました。特に注目なのは Eye-Fi Explore
自動的に Skyhook の経度緯度情報の Geotag を埋めこんでくれます。
ホットスポットのアクセス権付き。その他もろもろ。

素敵なパッケージとともに、写真をもっと楽しくして欲しい!

5/10/2008

[&] TimeTube


TimeTube

数ある YouTube の mashup ものの中でも、これにはやられた。
YouTube x YouTube の mashup.

あるキーワードの映像をタイムラインに沿って並べてくれる。

新しい事象の流れをみたり、
流行すたりを知ったり、マーケティングにも使えそう。

見せ方変えただけとか言わないで。
僕の中では立派な mashup なのだ。

何か奇抜なものの組み合わせの mashup とかじゃなくて、
自分自身の mashup ってのは新しい可能性を秘めている。

[&] OrbLive


OrbLive - Live TV on your iPhone | Orb Networks

OrbLive が iPhone/iPod touch でも見られるようになった。

テレビ番組とか、パソコン内の映像ファイルとか
WebCam とかの映像をストリームで見続けられる。

これでロケフリいらず、SlingBox いらずということか。

というか、iPhone SDK が 6月正式リリースする前に、
みんないろいろやり始めているなー

[&] The Ones We Love


photographers

新進気鋭の写真家達に、自身の愛する人の写真を撮ってもらったもの。

プロカメラマンの視点とテクニックなんだけど、
それを超えた優しさや暖かさが伝わってくる。

なぜだろう。

カメラを見つめている相手の目にも優しさがあふれているからなのだろうか。