CES Blogger Lounge at LVCC今年の CES は Blogger が超優遇されてます。
Press (新聞記者や雑誌記者)と同等の扱いか、それ以上。
Keynote への入場も優遇されているのがうれしいところ。
BloggerLounge が設けられ、
スナックやミネラルウォーター、コーヒーが飲み放題。
もちろん AC電源や高速の WiFi も完備されています。
ひとつの理由は今年から Engadget が公式 Blog サイトとして認可され、
ものすごい勢いで記事が載っていること、
昨年(訂正:Gizmodo の人が)悪さをして、
会場のテレビをリモコンで消しまくったこと(笑
CES 運営自身が、Blogの広報能力の向上と、Blogger を見方につけておく方が
得策だと考えたんだと思います。
時差ボケがとれないので、ヘロヘロになりながら
幕張の数倍とも思える会場を歩き回っています。
逐次レポートは遅れつつありますが、写真は大量に撮っているので、
おいおいレポートしていきます。
今年の全体的な印象としては、
■金融ショックは何処吹く風、昨年と勢いは変わらない。
展示がちょっと地味になった企業もあるけど、ほぼ変わらず。
参加人数は昨年より多いくらい。大いに混雑している。
■主要企業の目玉は 3D立体視ディスプレイ。各社目白押し。
特設シアターを設けているところも。
様々な方式があるけど、主流は偏光立体視と、液晶シャッター方式。
■ジェスチャ操作
リモコンは面倒。テレビを手振り身振りで操作する。
各社プロトタイプデモを公開
■エコとグリーンコンピューティング
大型ディスプレイ企業はどこも、いかに電力消費が少ないかをアピール
リサイクルや低消費電力をうたったグリーンコンピューティングが流行
■ウィジェット・ガジェットが浸透
大型テレビがネットに繋がってウィジェットが表示されるのが普通になってきた。
カーナビや、フォトフレーム、情報携帯端末にウィジェットが載る例もあり。
■ディスプレイの方式が新時代に。
サムソンも美しく薄い OLED ディスプレイを展示、
SONY をはじめとして折れ曲がる OLED ディスプレイ
その他、レーザー方式のディスプレイも。
■ますます薄く大きく
各社ディスプレイ戦争はますます薄く大きくという競争に。
米国にいて感じることは「美しい」というのはあまり重要な用途として
見られていない気がする。ホテルのテレビとか、街中のデジタルサイネージとかひどいもの。
低価格戦争に入ってくるので、各社淘汰されていきそう。
■ 4K レベルの超高解像度の世界に突入
東芝の CELL TV を始めとして、 HD解像度では不満足。
確かに 4K 映像は美しいが、コンテンツの不在と、
そこまで一般ユーザーは求めているのか、ユーザ不在の議論が持ち上がっている。
■家庭用医療機器
オムロン、インテル、マイクロソフトなど、
ネットワークに繋がる家庭用医療機器分野が立ち上がりつつある。
顧客は高齢者層とともに、保険会社。
その他、キワもののヘンテコなデバイスが目白押しなのも
CES のいいところ。
オバマ次期大統領がデジタルテレビ移行の延期を示唆したことによって、
CES 会場も話題騒然!やっぱりちょっとまだ早いというのがおおかたの意見。
日本がいい意味でも悪い意味でもデジタル移行の実験台になりそう。
まずはここまで。引き続きレポートしますね〜!
見てきて欲しいものとかあれば、コメント寄せてくださいな。