1/30/2009

[&] wallpaper


Between you me and the wall : Josien Pieters Showcase

雑誌の Wallpaper じゃなくて、ほんとの壁紙。
どういう模様をどうプロトタイピングして、どう繰り返して使うのか。
温度によって色が変化する壁紙素材のパターンの効果的な使い方を考える。

部屋の空間は三次元の領域だけではなく、
その限界(端)を示す、二次元の壁が大きな意味を持つ。
部屋の中に居るときには無意識に視線の多くを壁が占めている。

変化しない、変わらないと思われている壁が変化することによって、
そこでの意識や気持ちさえも変化するのかもしれない。

[ Project Report(PDF) ] がとても良くまとまってます〜

1/29/2009

[&] Designers' workshop 2009/2



最新号の詳細 | デザインの現場

[ デザインの現場 2009年 02月号 ]

デザインの現場、2009年2月号が、takram と WoW の特集。
写真がかっこよすぎます。
Looking Glass 3D の Hideya さんを加えて、ますますお忙しそうな takram.

デザインだけでなく、エンジニアリングだけでなく、
両方ってのは難しいけど凄いな。両方だからこそ出来ることがありそう。

内容の方は、今までのお仕事の紹介記事的なもの、最近では、
iWidget の話しとか。700回プロトタイピングしたんですと。

WoW さんの方も、仙台を基軸として世界クオリティの仕事をされているのが
素晴らしい。東京に居ないと出来ないことと、東京に居ては出来ないことの
バランスがうまくとれている感じがうらやましい。

JAPAN CAR のプロジェクタ3面の展示は、
つなぎ目がちょっとずれているのが惜しい。
[ Scalable Display ] の技術
などを使うと、プロジェクタ同士を少し重ねてブレンディングし、
つなぎ目が全く目立たなくできますよ〜と、いつか伝えたいと思った。

まあ、そんなことはどうでも良いくらい、JAPAN CAR の映像は
浮遊感と、現実感と非現実感を渡り歩く絶妙な感覚が素晴らしいです。

1/28/2009

[&] CoolFlick


CoolFlick
- Pictures for clouds


Cooliris のゆる〜い写真の見方が、
Web ページに埋め込めるようになった。

Cooliris + Flickr = CoolFlick

動画の埋め込みじゃなくて、「観る」という経験を埋め込む。

普通に Cooliris 使えばいいじゃないというんじゃなくて、
埋め込まれているから、意味があるんだな。

PicLens が Cooliris に改名したのは、次世代のブラウザになりたいから?
ニュースフィードとか、画像検索、画像一覧をきっかけに色んなことが出来そうだな。

1/27/2009

[&] Beacon at Lightwave 2009


Beacon - by Cinimod Studio and Chris O'Shea

非常灯を大量に使ったインスタレーション。
非日常と日常。
予想される動きと、予想できない動き。

全部のランプが一気に同じ動きをする時が興味深い。
数あるデバイスを本来の用途で無い使い方をしている所に意味があるのかも。

1/26/2009

[&] GPS Coin



GPS Coin by Ju-Wei Chen � Yanko Design

コインサイズの GPS デバイス(コンセプトデザイン)。
従来と同じ GPS としての機能の他に、
本来?の用途である、
コイントスして行くところを決めるというチョイスにも使える。

技術的にはコインサイズに必要な機器をすべて詰め込めるようになるのは、
もっと先の将来のような気がするけど、
コインサイズの表示装置なら、今でも欲しいな〜って気になった。

幸運のコイン..... といって、
両面とも表のコインが登場したのは何の映画だったっけ?

1/23/2009

[&] 100 meters of existence


'We're All Gonna Die - 100 meters of existence'

単なる写真でも無い。時間の流れを記録した動画でもない。
はたまた単なるパノラマ写真でもない。

動かないのに、その瞬間の時を感じることができる。
存在を感じることのできる、切り取られた「時」。
ひとりでは同時に見ることはできないものが、見ることができる。

素材をデジタルで扱えるからこそできる表現、
Web で見せてこそ、ぐっとくる表現がまだまだあるんだって再認識したよ。

1/22/2009

[&] Moss carpet


La Chanh Nguyen - Yverdon, Switzerland - "Moss carpet"

ふふふ。気持ちよさそう。
草のカーペット。

「○○に似せたなんとか」というのは、いっぱいあるけど、
「本物を使ってしまいました」そこまでする必要は無いけど。
というのが微笑ましい。

手入れが面倒だったり、手間暇かけないといけないんだろうけど、
なんかこう、最高の贅沢のような気がするのだ。

1/21/2009

[&] Theo Jansen


テオ・ヤンセン展 | SPECIAL EVENT | 「日比谷パティオ」 ヒビアカリ(HIBIY-AKARI)プロジェクト

なんと、Theo Jansen の巨大な作品が日本に来ているではありませんか!
風を利用して動く、巨大な生き物のような、機械のような、
スチームパンクにもつながる(違うけど)強烈な作品。

日比谷の展示は、動かないみたいだけど(そりゃ危険だし)
浜辺で動く様子は [ Strandbeest ] で観られる。

コンピュータ上でモデリングしてみたり、
プロトタイプを作って、動きを試してみたり、
試行錯誤の上で、やっと作品になる。

無骨なんだけど、美しい。
この美しさは人にしか感じられない美しさかもしれない。

観に行かなきゃ。

1/10/2009

[&] CES 2009 (Blogger Lounge)


CES Blogger Lounge at LVCC

今年の CES は Blogger が超優遇されてます。
Press (新聞記者や雑誌記者)と同等の扱いか、それ以上。
Keynote への入場も優遇されているのがうれしいところ。

BloggerLounge が設けられ、
スナックやミネラルウォーター、コーヒーが飲み放題。
もちろん AC電源や高速の WiFi も完備されています。

ひとつの理由は今年から Engadget が公式 Blog サイトとして認可され、
ものすごい勢いで記事が載っていること、
昨年(訂正:Gizmodo の人が)悪さをして、
会場のテレビをリモコンで消しまくったこと(笑
CES 運営自身が、Blogの広報能力の向上と、Blogger を見方につけておく方が
得策だと考えたんだと思います。

時差ボケがとれないので、ヘロヘロになりながら
幕張の数倍とも思える会場を歩き回っています。
逐次レポートは遅れつつありますが、写真は大量に撮っているので、
おいおいレポートしていきます。

今年の全体的な印象としては、
 ■金融ショックは何処吹く風、昨年と勢いは変わらない。
  展示がちょっと地味になった企業もあるけど、ほぼ変わらず。
  参加人数は昨年より多いくらい。大いに混雑している。
 ■主要企業の目玉は 3D立体視ディスプレイ。各社目白押し。
  特設シアターを設けているところも。
  様々な方式があるけど、主流は偏光立体視と、液晶シャッター方式。
 ■ジェスチャ操作
  リモコンは面倒。テレビを手振り身振りで操作する。
  各社プロトタイプデモを公開
 ■エコとグリーンコンピューティング
  大型ディスプレイ企業はどこも、いかに電力消費が少ないかをアピール
  リサイクルや低消費電力をうたったグリーンコンピューティングが流行
 ■ウィジェット・ガジェットが浸透
  大型テレビがネットに繋がってウィジェットが表示されるのが普通になってきた。
  カーナビや、フォトフレーム、情報携帯端末にウィジェットが載る例もあり。
 ■ディスプレイの方式が新時代に。
  サムソンも美しく薄い OLED ディスプレイを展示、
  SONY をはじめとして折れ曲がる OLED ディスプレイ
  その他、レーザー方式のディスプレイも。
 ■ますます薄く大きく
  各社ディスプレイ戦争はますます薄く大きくという競争に。
  米国にいて感じることは「美しい」というのはあまり重要な用途として
  見られていない気がする。ホテルのテレビとか、街中のデジタルサイネージとかひどいもの。
  低価格戦争に入ってくるので、各社淘汰されていきそう。
 ■ 4K レベルの超高解像度の世界に突入
   東芝の CELL TV を始めとして、 HD解像度では不満足。
   確かに 4K 映像は美しいが、コンテンツの不在と、
  そこまで一般ユーザーは求めているのか、ユーザ不在の議論が持ち上がっている。
 ■家庭用医療機器
  オムロン、インテル、マイクロソフトなど、
  ネットワークに繋がる家庭用医療機器分野が立ち上がりつつある。
  顧客は高齢者層とともに、保険会社。

その他、キワもののヘンテコなデバイスが目白押しなのも
CES のいいところ。

オバマ次期大統領がデジタルテレビ移行の延期を示唆したことによって、
CES 会場も話題騒然!やっぱりちょっとまだ早いというのがおおかたの意見。
日本がいい意味でも悪い意味でもデジタル移行の実験台になりそう。

まずはここまで。引き続きレポートしますね〜!
見てきて欲しいものとかあれば、コメント寄せてくださいな。

1/04/2009

[&] 2009 International CES


2009 International CES, January 8-11

CES 2009 に行ってきます!
ホントは Macworld EXPO にも寄りたいところなのだが〜

僕的 CES の注目どころは......

 LG の YouTube が見られる CinemaNow
 ENV の車載 Dashboard Devices
 USB 3.0 実装の登場
 iZ3D の立体視液晶ディスプレイ
 Palm の新しい OS
 BUG Labs の組み立てデバイスの新しい発表
 SONY の噂の new VAIO
 Alioscopy のメガネ無し立体視ディスプレイ
 Samsung の 50インチ OLED TV
 Hip-on の Android 携帯電話
 米国裕福層にウォシュレットが浸透?

物量的には 21名の Engadget チームに負けないレポートは無理だけど、
心意気だけは負けない「安藤日記」的、レポートをお届けしますよ!