Cooper Journal: Software is a movie, not a building最近、久しぶりに訪れた場所に、巨大なビルディングが完成していて驚いた。
最近、空き地だった所に建設中のマンションがすごい勢いで高くなっていく。
最近、ふと気づくと、建物があったはずの場所で、
テオヤンセン展をやっていたりする。
プログラミングアーキテクチャーにおけるパターンランゲージの発祥は
建築の世界であり、それらを専門に研究している人も多いし、信奉者も多い。
僕自身も UI の Pattern をまとめたり、翻訳したりと、信じていなくもない。
けれど、なんとなくだけれども、やはり建築とソフトウェアは違うよな〜
という気持ちをどこかで感じていた。とてもかすかだけど。
どんなに細部まで詰めても極端に正確には見積もりしきれないし、
どんなに優秀なマネジメントでも、無理なこともある。
そんな時に目にした Cooper Journal の
「ソフトウェアは映画だ。ビルディングとかじゃなくって」というコラム記事。
とっぴょうしも無いこと言っているけど、
とてもすっと、気持ちの中に入ってきて理解できる。
ド派手なハリウッド映画もあれば、心に残る日本映画もある。
不思議なストーリーのヨーロッパ映画もあれば、
踊ってばかりのインド映画もある。
ソフトウェア開発ってもしかして、映画作りと同じなんじゃないかと。
建築におけるパターンが、プログラミングにおけるパターンに昇華したのと
同様に、映画作りのテクニックや経験やアプローチが
ソフトウェア開発に役立てられるような気がしてきた。
すごくしてきた。
名作映画と、素晴らしいソフトウェアはなんか似ている。
そう思いませんか?