[&] Pigeon: Impossible [SIGGRAPH2009]
Pigeon: Impossible
SIGGRAPH 2009 を振り返るシリーズ。
シアターで上映された中で、一番笑った作品。
基本、Lucas Martell さん一人で、仲間達と作ったようです。
人物キャラクタが背景(環境)に良くとけ込んだレンダリングなど、
一見コメディタッチなストーリーに目がいきがちですが、
とても良くできている。
それよりも何よりも、
Web サイトの至れり尽くせりのおもてなし感がなんともスゴい。
Podcast で製作風景を紹介していたり、
プレスキットを用意していたり、
ブログや連絡先の明記なんてのは当然のこと。
Tシャツとか、帽子とかまで用意している
(オンデマンド製作してくれる会社で)。
映像作品は作品自体にパワーを持っているものも多いんだけど、
この Pigeon: Impossible みたいに口コミで広まりやすい要素や、
制作に興味を持つ人、ファン層を広げやすい数々のテクニックに溢れている。
とか言っても、やっぱり作品自体が楽しくないとね。
Pigeon: Impossible は、その楽しさに溢れている作品。
そして作り手が楽しみながら作ったであろう感覚もにじみ出ている。
だから観ている僕らも楽しいのかもね、そんな気がする。
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