12/14/2011

[&] SIGGRAPH ASIA 2011 (day3)

SIGGRAPH ASIA 3日目。
今日は同じ会場で別のイベントも開かれていたらしく、すごく人が多かった。

●Polychrome Paper Computing
SFC脇田先生らによる、印刷されたかのような絵柄が変化する紙
素材に触れると、緩やかに色が変化し、はかなく表れたり消えたりする。



● Paranga: A Book-shaped Device with Tactile Feedback
分厚い漫画をパラパラしている感覚を模倣したデジタル本のインタフェース。
紙がめくれている感覚が指に伝わってくるとともに、
本を強くめくる操作をすると、ページに見えている絵も速く動いていく。



● The Galloping Horse
最初なんだか分からなかったのだが、
少し引いてみると、LEDの点灯の動きで、
馬が走っているアニメーションを表現していることが分かる。
佐藤雅彦氏のISSEY MIYAKE A-POC INSIDE のようだ。



●Cross Cultural User Experience Design
様々な国、言葉を持つ人々に向けて、
ユーザインタフェースを作るとき、
どんなところに気をつければ良いのか、
アイコンの使い方とか、言語表記の違いによる注意事項、
国によってとらえられ方の違う色の扱いなどについて。
グローバルな、またはローカライズした
ユーザインタフェースを作るとき役立つ話が満載。

●Power and energy of Visual Computing
描画を主としたモバイルアプリケーションで、
バッテリーを節約する方法。
僕自身も、前々から考えていたけれど、
こういう省電力での切り口でアプリ開発をとらえた
話題は無かったので、とても興味深かった。
ただ、内容はまとめきれていなかったようで、物足りない部分もあり。

●Mobile 2.0 - The Future of Mobile Apps
サービスとサービスをマッシュアップしたアプリの
プランニングや、プロモーション手法に関して。
少し内容が偏っていたかも。

●Side Effects Software - Houdini User Group Event
なぜかどうしても地味になりがちな Houdini のユーザー会。
シェアこそ小さいながらも
ハリウッド界隈での映像制作から、アジアの小さい会社まで、
Houdini を利用することによって、大きな成果が出せているとのこと。

明日が最終日、全部見きれるかな〜