3/29/2014

[&] CSS Nite LP33 #1

CSS Nite LP33
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ブリッジビルダー (Bridge Builder) 坂本 貴史(ネットイヤー)

IAをご存知ない人もいるかもしれませんが、
役に立つ内容をお伝えします。
私はグラフィックデザイナー出身です。
ネットイヤーに所属しています、マーケ主体です。
制作会社の人であれば、オーバーラップしている部分があります。
どちらかというとマーケよりの話しです。

IAシンキングという言葉、2011年、本を書いて、
その中で使った言葉です。
デザインに関する話しは、無くならない話しですが、
情報設計、情報アーキテクチャ、解決方法を生み出す手法として、
IAシンキングという言葉を使っています。
IA, UX 、解決手段としての IA.

●ブリッジビルダーとは
●ジャーニーマップの要求整理
●タッチポイントのデザイン
●デザインパターンの活用

たぶん、話しがカブルかもしれません。
少しつづ捉え方が違うので、業務と重ね合わせてとらえて頂ければ。

●ブリッジビルダーとは
IAの中で、有名な絵、大陸と大陸をつなぐ橋が IA
バズワードだけでは?
視点が存在します。
IAの話しのなかで、とらえかたが存在します。
サイトマップ、ワイヤーフレームの視点と、
社会環境、情報、学問的な分野から話すこともあります。

ユーザー - コンテンツ
戦略 - 戦術
プラットフォーム - チャネル
研究 - 実践

「お見合い」になりがちなさまざまな間を取り持つ役割。
その関係性を構築すること。

伝え方、伝える方法の問題でもある。
IA, UI と UX の共通言語としての IA, ブリッジビルダーとしての IA

UX と UI の間にもブリッジが必要です。
UXって結局なんだろう?
UXを研究しているのであれば、最終的にはUIデザインになるのだろう。

気をつけなければいけないのは、
現象/研究分野/実践

昨夜衝撃をうけた「おっぱいUX理論」
ながなが説明するよりも、おっぱいUXを見た方が早いです。

それはそもそも、今起きている現象のことか?
なぜ起きたのか、科学的な解明なのか?
どうやって提供し続けられるのか?

研究者や学者の話しをしても仕方が無い、
何かを創り出すことの方が重要。

観客:デザイナーの人が 80%ぐらい。

作っていく取り組み自体は UXD と呼ぶ
単なる現象なのか、根拠なのか?
作り方の問題、作るプロセスの問題になる。

What do you make ?
あなたは何をつくりますか?

この中で Web サイトを作っている人の中で、
コンテンツプランを考えている人も居ると思います。
例えばファイルリストを作っています、マークアップしています、
最終的にあなたが作っているものは何なのでしょう?

プロダクトデザイン
サイトやアプリ、広告
サービスデザイン
ステークホルダーマップ、ジャーニーマップ

プランニングしています!という人も、
きりわけ、視点が存在します。
プロダクトデザインは、サービスデザインの中に包括されます。
Webを含めたサービスもデザインしていることになる。

PX - SX
プロダクトエクスペリエンス - サービスエクスペリエンス

体験をデザインするというのはどういうことを言っているのか?
PXをデザインするということ、効果測定などは関係無い。
Webサイトをどこで見る?どこでリアルな店舗に行くのか?
そうすると SX となる。
必ずどっちがどうということではなく、二つの視点があります。

あなたは何視点を持っていますか?

●ジャーニーマップの要求整理

ジャーニーマップはどういうものを差すのか?
企画:仮説シナリオの開発
分析:チャネル横断の動線分析

企画に使う場合があります。
現状がどうなっているのか?
使い方、方法についても二通りあります。
サービスデザインの文脈でいうと、
使うことによって、クロスチャネルの状態が検討できます。

現状課題の可視化 -> 制作者
インプットになる場合があります。
例:製薬会社のエクスペリエンスマップです。

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ステージ
エモーション
ステークホルダー
ユーザーフロー
------------------------

例:住宅ローンのジャーニーマップ

-------------------
ステージ
ユーザーフロー
コンテンツ・機能
ユーザー課題
ビジネス課題
改善点
-------------------

例:ジャーニーマップの例

--------------------
ステージ
ユーザーシナリオ
エモーション
デバイス
要求事項
--------------------

提供するアウトプット先がどうなのかによって変わります。
課題分析なのか?

クロスチャンネル
タッチポイント
マルチスクリーン

網羅性は重要ではない
3つを抽出することで、課題を見いだすことができる

要求事項を整理するためのツール
仕事をしていくなかでジャーニーマップが作るのが仕事にならない
要求事項として伝える話しなのか、単純に共有したいだけなのか?

●タッチポイントのデザイン
具現化しなければいけない。
マーケティング視点において UIの解釈も変わってきます。
タッチポイントはどこなのですか?
一つの接点をタッチポイントと読んでいます。
ジャーニーマップに書かれていることを抽出します。

登録ベージ
イシュー:登録に時間がかかる
エモーーション:登録メリットの説明
KPI:会員登録数

これからはこのタッチポイントをデザインするという仕組みに変わってきます。
リニューアルの考え方とは全く違う、
一つの例ですが、3つのポイントがあり、これをクリアしているかが
要求事項になります。

タッチポイントのデザインは? ユーザーテストをします。

プロトタイピング
ユーザーシナリオにある画面
その画面の目的は的確
全面リニューアルとは異なる

表層→骨格→構造→要件→戦略
逆工程でみていきます。

●IA Thinking
現状を調査し、情報を可視化した上で、目的や課題を
明らかにし新たな情報の提供方法を構築すること

現状の課題
モバイル向けレイアウトになっていない
文字が多く読みにくい
読んだら終わりの利用方法

プロトタイピング
モバイル向けレイアウト
文字サイズを読みやすく
ブックマークや共有の利用方法

Prototyping
デザインは仮説です。その仮説が合っているか間違って
いるかを見極めるのが評価であり、分析につながります。

●デザインパターンの活用
ノンデザイナーの仮説を手助けするツール
「デザインパターン」があります。アイデア具体化の助けになります。
IAパターンと、UIパターンがあります。

IAパターン
タブビュー
フィルタービュー
ハブ&スポーク
弁当箱
マトリョーシカ
階層型
UIパターン
ナビゲーション
フォーム
テーブルリスト.....

Mobile Design Pattern Gallery
書籍もあり

RWD レイアウトパターン
ナビゲーションの処理に集中する
今あるものをスマホ用、タブレット用にする情報デザインができる

現状をどうやって変えていくのか?
どうやって要求として伝えていくのか?

IA Thinking
現状を調査し情報を可視化したうえで
目的や課題を明らかにし新たな情報の提供方法を構築すること

Just in type ; prototyper を使っている。