[&] CSS Nite LP33 #5
CSS Nite LP33
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実例に学ぶ、“失敗しない”UIデザインのコツ 新免 孝紀(ChatWork)
チャットワークは、チャット/タスク/ファイル/ビデオ通話
Tokyo 15名、Osaka 13名、USA 6名
エンジニア 15名、デザイナーが 4名
社内のやりとりはすべてチャットワーク、
取り引き先もチャットワーク
ChatWork はもともと社内向けツールとして開発
自分たちが使いたいツールをエンジニアが作成
欲しい機能をどんどん追加
デザインが破綻
ビジネスシーンを楽々に
開発フローについて
UIパーツのガイドライン化
ユーザーの声への対応
ワークフローの改善
企画>UIデザイン>機能実装>検証>リリース
リニューアルの目的
ターゲット
仕様書
デザインカンプを作成
実際のデータを入れると印象が異なる
本番のデータを入れると、いろんな名前があって、見にくいものになって、
情報が詰め込まれていて、色も見にくい
よく使う機能のクリック数が増えてしまった。
すべてムダに....
●実際のデータを入れてみると印象が変わる
●インタラクションの確認ができなかったので、実際に触ると使いにくいものになっていた
●静止画でUIデザインを繰り返し調整しても根本解決につながらない
UIデザイン、実装、検証をまわしながら開発
無事にリリース!
早い段階でのプロトタイプでの検証が必要
触れることで、静的なデザインでは気づかなかった問題点に気づくことができる
本番に近いデータやインタラクションを実装することで、精度の高い検証を行える
●UIパーツのガイドライン化
デザイナーだけでなく、エンジニアも画面設計をおこなっている。
それぞれ独自のルールでやっているので、統一感がない
似た形のアイコンでも意味が異なる
一貫性のないボタン
スタイルガイドを作りました
用途やコードも一緒にガイドライン化、コピペで使えるように
ユーザビリティーの向上
開発効率の向上
問題のあるところを明確にし、ガイドライン化する
ガイドラインは共有する
ガイドラインは一度作って終わりではない
ご意見/ご要望を集める
Twitter からも集めている。
リアルタイム検索からも集めています。
参考になる声が非常に届くのですが、
すべての要望を入れるとデザインが破綻
チャットワークのコアコンセプト
仕事上の様々なコミュニケーションを楽しくする
メッセージキドクの表示
入力中の表示
オンライン/オフラインの表示
なぜ追加しないか?
キドク、オンライン状態が常に伝わってしまうと、プレッシャーやストレスを生む原因
キドクがバレないように
「ビジネスシーンを楽々に」?
コンセプトに沿って改善したが失敗した例も。
入力エリアのサイズ変更、(手動)でドラッグして広げたりできるようにしていました。
楽に出来るようにできないか?
入力エリアのサイズを文字量にあわせて自動変更
非常に不満になった。
もともとあった機能を削ると、不満につながりやすい
●一度追加した機能は不満や批判につながりやすい
●すぐにユーザーの声に反応するのではなく、コンセプトを元にするしないと判断する
●製品のコンセプトを明確にし、共有するのが重要
●プロトタイプを用いた開発フローで早期に検証を行い、大きな手戻りを防ぐ
●UIパーツのガイドライン化で、一貫性のあるデザインを提供
●製品のコンセプトを明確にし、共有するのが重要
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