12/22/2014

[&] 1000 books #8 - GIONGO GITAIGO JISHO



「安藤日記の千冊紹介」8冊目は、
『ぎおんごぎたいごじしょ 新装版』牧田智之

本のサイズも手頃で、装丁デザインもとても素敵な存在感のある、本棚映えのする本。

ユーザインタフェースまわりの仕事をしていると、
そこ、もっと「シュッと」動いて!とか、
もっとこう「スカッと」動かないかな〜とか、
オノマトペ (onomatopee) と呼ばれる擬声語、
擬態語、擬音語で表現しがちである。

一般的な言葉であれば、まだ良いのだが、
そのうちディレクション?が加熱してくると、
そこ「シュルっぴた」で動いてよ〜などと訳の分からない造語になったりもする。

擬態語、擬音語には微妙なニュアンスがあって、同じ言葉でも
生活してきた環境や世代によっても、少しづつ感じ方が異なる。
たぶん、アニメーションカーブやコマ割りなど数値的に表せるものもあるとは思うのだが、
なかなかそうもいかない。まずは、語彙を増やすところから。

今度僕に会って、妙にスカポコ変な言葉遣いをしていたら、擬音語擬態語の練習中だと思って見逃して欲しい。