[&] Highly Dynamic World of 3D Film Production
Highly Dynamic World of 3D Film Production
3D University Japan 2014
http://i3ds.jp/3du-j/2014.html
※ここでとりあげている 3D は S3D(立体視)のことです。
STALINGRAD 3D とスフォーマー/ロストエイジ
こんにちは。いらして頂いてありがとうございます。
Matthew Blute です。
Stereo Supervisor です。
今日の話しは、Hybrid Native Conversion for 3D
いつ Native 3D で撮るのか?
Hybrid Native Capture + Conversion
History, Present Day, and Future
Native 3D in the VFX/Conversion/Post Pipiline
Stalingrad 2013 directed by Fedor Bondarchuk
DP Maxim Ossadchiy , VFX Super DIma Shirokov
Russia's 2013 submisisons for Oscars
FIrst RUssian film relased orldwide in IMAX
75 days practical shooting around St. Petersburg
700+ VFXSHots, 150+ Hours of Native 3D
Budget of $30M USD< Gross to date - $68M USD
ロシア製の映画で初めての IMAX映画
VFX 三昧で、150時間分も撮影。ロシア市場最大の興収
次は Transformers
Age of Extinction (2014) directed by Micheal Bay
DPAmir Mokri, VFX Supervisor Scott Farrar
World wide IMAX Release
109 days practical shooting
Iceland, Arizona, Texas, Michigan, Illinois, Washington, HOng, Kong
Wulong, Beijing, Los Angels
300+ Hours of Native 3D, 300+ Hours of 2D
Budget $250M USD , Gross odate $1.1BUSD
Does the principal team of filmmarkers have an
interest in how 3D will helop to tell the story of the film?
どのように 3Dが使われているか正しい認識があるか?
3Dのための映画なのか、ただ単に 3D映画になったのか?
過去2-3年、どちらかです。
Native 3D か、変換かです。
とちらかが正解ということではありません。
一番大事な事は、プロデューサーは多くのお金を使って、
クリエイティブな人を集めるわけですが、
監督、俳優、プロダクション....
プロデューサーは偉大な映画、儲かる映画を作りたいわけです。
この金のかかったチームは、あるシーンで集まって
そのシーンを作るだけです。
そこで、3Dを作って Native 3D で撮って、そこで 3Dで見ることが
できれば、それが一番いいのです。
それを成し遂げるには Native 3D で撮影するりかありません。
Pre-Production : Creative
3D映画を作るとなると、Stereo グラファーが
プリプロダクションでやらなければいけないことがあります。
Does the DIrector & DP have experience with 3D?
撮影監督が 3Dの経験が無いのであれば、
彼らがその場で 3D を見ることがとても大事です。
Native Capture allows for immediate on set viewwing and
timely large screen dailies
小さなスクリーンで確認し、
そのイメージが大きなスクリーンではどう見えるのかを確認します。
毎日のデイリーでは、大きなスクリーンで確認します。
Geometric correction, 3D color, Convergence
pass no longer needed until after editorial.
見て、小さいスクリーンと大きなスクリーンの違いを把握し、
修正をして行かなければいけない。
Traditional Native 3D Pipeline
Native 3D Camera Films
FUll3D Correction Pass for Geometry, COlor , Re-Convergence
Render
VFX / Dailies/ Editorial,
Final Delivery
今は、
On Set 3D QC, LUT< Render, Backup の後
Dailies を現場で確認することができる。
そこのメタデータを VFX, 編集に受け渡すことができる。
非常に重要なのは、これが予算をだいぶ圧縮することができる。
最後の編集されたものができれば良い。
Pre-Production :Not all shots are created equal
Native 3D を考える場合、いろいろな形のシーンをどう撮るか、
考えておかなければいけません。予算的な影響も含めてです。
Practical perticulate effects:snow, ash , rain, dust
細かい粒子の効果があります。雪、灰、雨、ホコリ、
それらは後から作るのが大変です。
[ マイケルベイが爆発の中でカメラを操作しているシーン ]
もしこれをコンバートするためには、ひとつひとつの
ゴミを後から作るのは、とても大変です。
そのプロセスは、カットしたり、正しい位置を決めたりと、
非常に大変な作業になってしまいます。
Fire, explosions, smoke, water
実際にどういうシーンが Native 3D で撮影した方がいいのか、
そうでなくてもいいのか考えます。
STALINGRAD 3D の場合は、撮影監督は 3Dの経験がありませんでした。
実際には彼らがいろいろなものが、どう見えるのか、
その場でチェックする必要がありました。
FOliage, forests, fast motion complex images
Help the team experience the SFX in real time
撮影したものが、観客にとってどう受け取られるか考えないといけません。
俳優達が、現実感をもって演技することが重要でした。
Do we have enough time to convert?
完成までにどれくらいの時間があるのか?
何時、撮影がはじまって、いつ公開予定なのか?
コンバートする時間があるのか?
Conversion shots are VFX shots
SHooting natively is a driving factor to meet
release dates, especially with unforeseen production delays
トランスフォーマーの場合、映画公開までに
3D変換する時間がなかったのが Native 3Dで撮影した大きな理由です。
いつも考えておかなければいけないのですが、
3D変換の方が良い場合もあります。
車の中の撮影みたいに3Dリグを持ち込むのが困難な場合、
空中撮影の場合、
あるシーンでは、車同士が衝突したり、
カメラ自体が壊れる可能性があるような状況です。
そのような場合は 3D変換の場合が適しています。
Complex rigging : car interiors, aerials, crash cameras
Stories "in flux"
脚本や撮影のことが決まっていない時にも有効です。
最終的な状態、3D効果をどうしたら良いか決まらない場合も、
3D変換を用いた方が良い場合があります。
Haters
ある人が、3Dを撮りたく無い!という人が居れば。
ハリウッドではよくあるケースは、
スタジオが 3D上映を決めても、監督、撮影監督が 2Dでやりたい
という人も居ます。セットであったどうでもいいような、
ありとあらゆる問題が 3Dのせいにされる場合もあります。
ランチが不味いのも 3Dのせいになります(笑
Indecision or shootgun approach
いろんな場面を撮影するのですが、
どういう形で編集されるのか分からない場合も
2Dで撮って、3D変換した方がコストが安くあがります。
プリプロダクションでは、
ハイブリッドと呼ぶ、両方の方法を使います。
それをどう決めていくのか?どちらが正解ということではありません。
全体的なアプローチをしなくてはいけませn。
Create a plan on what to shoot and what to convert in advance to save
time and money
Give your team the best chance of using 3Dto help tell the story
もっとも良い使い方を教えるのも重要。
Whether conversion or native, the creative team needs a 3D
3Dに対する正しい行いを最初から最後まで続けないといけない。
実際にプロダクションに入ると、
大抵の撮影監督は 3Dのことを良いとは思ってはいません。
ある部分正しい場合もあるのですが。
その問題はどこから来るのか理解しなければいけません。
Sin of the Fathers: The bad old days
10年前の3D撮影は、複雑で重いカメラで、設置にも時間がかかり、
Cumbersome systems
Limited options for toolsets
好きな機材が使えず、きまったものを使わざるをえなかった。
こういうことが続くと不満がたまる。
Production frustration
それらが映画を作ることをじゃましているように感じるようになった。
CHallengeing images
そのような場合は Native 3D で撮影しても、
良いクオリティにならない場合があり、
その場合、修正にさらにお金がかかる。
そういう話しは、もう過去の話しになりました。
Small, Lightweight systems
4、5世代システムが変わって、軽く小さくなりました。
レンズもカメラも自由に選べるようになりました。
キャリブレーションもコンピュータの手助けを借りることができ、
ロケでも使え、いままで使っていたドーリーやクレーンが
そのまま使えるように機材が進化しました。
クリエイティブチームが 3Dということで、
特別なことを学ぶ必要が無くなり、
いままでどうりにするだけという、技術が追いついてきました。
クルー、スタッフが何本も3D撮影の経験値もあがってきました。
Stlingrad : 1000setups, +150 hours. of Native 3D
非常に作業が早くなった。
1000以上のセットを、150時間以上の Native 3D 撮影を行い、
平均の垂直示唆が .50px 以下であった。
トランスフォーマーでは、 1970 setups,
300 Hours of Native 3D 平均の垂直示唆が 0.75px 以下。
3Dなのですが、2Dのスケジュールと同じくらいで撮影できています。
一番聞きたく無いのは、
3D撮影が終わるのを、皆に待たれているのがイヤなのです。
毎日のデイリーで、待っていなくて、そのまますぐに
大きいスクリーンで 3D確認できるのが良いのです。
Subframe accureate imbedded metadata incl.
HiITfor automated convergence
メタデータを加えていかなければいけなのですが、
VFX の確認のためには大事な事柄です。
Physical Production :On Set QC
品質基準を作らなければいけません。
Use tools to analyze 3Dimages on set
実際に 2つの映画では、品質を測る基準を作り、
それをいつもチェックしていきました。
RT analysis and metrics
メトリックスを作り、予算や、時間を分析していきました。
Shutter sync, focus mismatch
ピントやうまく映されているか?
Vertical parallax, fiels of view disparity
視界のずれや、水平視差
これを修正するには非常に時間がかかることだから。
Create "eye to eye " LUTs for 3Ddailies
左右の色が合っているか?
デイリーでちゃんと色調整が成されていて、
不快感を与えないか。
LUT は様々なツールが対応していて、
後で使えるようにしていた。
Set quality targets to supports schedule, budget and creative concerns
プロジェクトごと予算やスケジュールは違うのですが。
Post Procuction : Fefine the 3D pipeline
ポストプロダクションでも同じような基準を。
Editorial in 3D
編集も、今の編集機は3Dを同時に編集していきます。
3Dを編集する時に、一番考えないといけないのは、
3Dがいかに効果的に使われているか?ということです。
今日、3Dで編集が可能なのは、
Native 3D で撮影されたものだけです。
実際には、メタデータをセットに持っていくことがひつようです。
VFX Delivery :3D metadata into VFXto ensure consistency
VFX の人がどう撮影されたのかデータで知る必要があります。
2D撮影されたものがセットでどういう状態だったのか
知らなければいけません。
もし変換を行うのであれば、現場の状況、
どういう形で 3Dにしたいのかを正しく伝えなければいけません。
そうすると3D変換のプロセスで時間をお金がセーブできます。
将来立体視を超えたものがあるとすると.....
カメラを扱う者とすると、いろいろな新しい技術があります。
3Dのイメージを同時に表現できる立体表示装置、Lightfield
RT image + Depth Map Creation
RT muticamera arrays
マルチカメラアレイ。
こういう新しいテクノロジーは、ここ 2-3年のあいだに
大変進化しました。
Advances in Auto mated Conversion
3D変換に関わる人たちも、洗練されたプロセスで扱うようになってきました。
将来は、Native 3D で撮影するということと、
3D変換を同時にできるようなものが期待されると思います。
どういうテクノロジーがあるとしても、
フィルムメーカーとしては素晴らしい未来が待ち構えていると思います。
あたらしいプロジェクションシステムが、
制作者が見せたい方法で見せられるように。
HDR, HFR もどんどん進化しています。
ハイダミックレンジ、ハイフレームレートが映像を
完全に見せたい側の意図が伝わるようなものが作られています。
実際に、映画館に行く経験が素晴らしいものであれば、
どんどん観客が増え、その収入がいい映画を作ることになります。
品質を良いものにしておかなければいけない。
それは、観客全てが、良い3D映画を求めています。
新しい映像がますます登場してきます。
Oculus みたいな 3D HMD, SONY モーフィアスみたいなもの。
新しい技術はどんどん出てきます。
それは 3Dコンテンツにとって、出口が沢山できるので良いことです。
3D作品の要求に対して、レベルを上げていかなければいけません。
メーカーはどんどん 3Dシステムを開発するよう、
勇気づけたいと思います。
素晴らしい 3D作品が作られるように、
その伝達方法がいかなる方法であれば、
それが話しの中うまく使われ、
すばらしい映像体験につながればうれしいです。
Matthew Blute Stereo Supervisor
matthew@blute.com
+1.310.266.6115
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