1/30/2015

[&] 1000 books #45 - Cryptonomicon



「安藤日記の千冊紹介」45冊目は『クリプトノミコン』

昨日、新年会?でビットコイン関係のスタートアップ企業の方とお会いしました。
ビットコインはなにもお金の代わりになろうということじゃなくて、
本来お金が持っている「信頼の代替」という仕組みをデジタル化したものだと言う事。
そういわれて、今まで立ちこめていたモヤモヤ感が急に鮮明になった。

僕がネット上の通貨に関して、概念を認識したのはクリプトノミコンが最初かもしれない。
日本では2002年、原作は 1999年。暗号通貨である bitcoin は 2009年。
現在の 2015年を予見しているというか、まだ現実は小説の中の世界を実際には超えられていない。

クリプトノミコンの中で、クライアントとのミーティングの日に、
体にピッタリとあったスーツ一式が家に届いて、それを着て仕事に行くというシーンがあって、
未来はこうなっているのか!?!?! と納得したような納得しなかったような......