「安藤日記の千冊紹介」96冊目は『The Icon Handbook』
アイコンやピクトグラムを作るための手順や、ツールを丁寧に紹介してある本。
iOS7 時代の本なので、フラットデザインな感じでは無いのだが、とても参考になる。
エモーショナルなスマイリーマークを作るために、自分の変顔の写真をリファレンスにするところなんか、
ああ、何時の時代も同じなのだと思った次第。
favicon みたいな超低解像度のアイコンの、いわゆるドット絵テクニックや、
メタファーをアイコンに閉じ込める方法、
最初はスケッチから、はじめて、そのアイコンの発想をどう拡げていくか、
最後には各プラットフォーム向けに用意しなければいけない画像ファイルの種類の解説とか。
いろんなアプリを見ていて、いいアイコン、しょぼいアイコンいろいろあるけど、
数ピクセル角に、いろんな想いが込められていることが良くわかる。
単にセンスとか、ひらめきとかなじゃなくて、確固たる職人技が封じ込められたのがアイコンなのだ。
追記:Amazon では品切れですが、イギリスのサイトから購入可能です
http://www.fivesimplesteps.com/products/the-icon-handbook