[&] UX STRAT & UX Strategies Summit Redux
■ UX STRAT アムステルダム 6/4-5(インフォバーン 井登友一 氏)
UX Strategy and Planning コミュニティから有志によるボトムアップ型で実現した
UX戦略をテーマにした国際カンファレンス UX STRAT の初の欧州開催。
6/3ワークショップデイ、US大会同様の250名。
すべてのセッションはシングルトラックで進行。
まだまだ UX戦略は不確定である。全員で同じ文脈を体験し、共有し、議論するという想いにこだわっている。
非常に整備された、デザインされた街。
運河に囲まれている、大変美しい街。
オランダといえば自転車。中古の自転車も効果。
Program Day1
Keynote "Developing a Service Design and Digital Transformation Strategy to Delight your Customers, Employees and Partners"
パーソナルデータが進化してきている。
第一弾はパソコン、次はスマホでパーソナライズされていって、物のインターネットから、
情報のインターネット、どんどん情報が分断化していって、あちこちに
BYOW も増えてくる。データと人がつながっていって、世の中がデータで構成されていく。
サービスデザインも進化していく。
"Transforming Philips UXfor a Health Tech Future" Abby Godee
ヘルスケアの情報の可視化
"And Not Or:The Service Design behind Blended Retail ad Volkswagen"Jonathan Lovatt Young
店舗を中心とした販売は、タッチポイントが変わってきている。
UX ≒ デジタルで語られる文脈が多い。
"UX Maturity: The reality of performance" Simon Norris - Nomensa
デジタルも一つのブロック、セールスや、R&D のひとつだったが、
デジタルは全てを横断し、クロスオーバーしていく。カスタマーライフタイムバリュー。
"Building a UX Strategy for Europe" Annie Stewart - European Commision
欧州全体として、どう市民が参加型でやっていく際に、
ステークフォルダーをどう同期づけていくのかという組織論
UXの戦略を企業の中で根付かせていくには、それを運営推進していく組織がセットで。
組織論ありきでUX戦略を語るし、組織の設計前提でUX戦略を作っていく。
●3つのキーワード
1. 多様性への適応と組織論としてのUX戦略
2. データ指向
3. UXとCXの意識的な区分
USは取り扱う人、は、Webの人が多いが、
欧州は文化が多様で、オランダとドイツで全然違う。
文化的多様性や、様々な価値観の違いステークフォルダーがいるなかで、
ユーザーを中心として。
日本もハイコンテクスチャなので、期待通りの部分もあったし、
インターナルの場合は、どういう言葉を使って、自分と違うファンクションをもった人に
伝えるか?文化的な壁、多様性について、非常に面白かった。
共通の価値観を作りながら推進していく。
一日に一回か2回のディスカッションタイムがあって、
4つのグループに分かれ、ある製造業の人が、
どうやって価値を示しているのか?どうデータ化しているのか?
成果をどう数字化しているのか?すごくデータ指向。
多様性があるので、共通の指標を作っていかないと、
計っていけない。
UX 戦略という言葉を使いながら、テーマは「デジタルにおける」「デジタルでは」
そこは、多様性を適応していくからこそ、
明確化していく。
2013 Business x Design
2014 Integration & Exectution
2015 Make the Values
UX戦略という言葉が持つ意味、志向性の進化と深化
事業戦略 〜 製品・サービス戦略 〜 コミュニケーション戦略
デジタル化の加速がとりまく変化
UXとデジタルは相性が良くて切り離せないもの。
UXStrategy and Planning | LinkedIn
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所感(コンセント 長谷川敦士 氏)
製造業デジタル部門からの参加
BMW, VW, フィリップス →Web分野の人材が製造業へ
製造業でのデジタルシフトに感心を持つ人の参加
コンサルタントの参加
全体を見る視点の共有
UXStrategy の重要性は共通認識
各国の規模は小さい
UXとCXの違い
UX戦略どうこうという話しは無くって、
企業戦略の中でUXを推進していくのか?
企業が自分たちの中でUXをどう扱うのか?
それらを踏まえて、業界全体がその認識を深まってきて、
企業戦略の中にUXデザインは、初期の段階から盛り込まれているべきであって、
そこで、人材、環境の変化をどう捉えていくかが議論になっていた。
欧州のいろんな国からの参加、基本的にその認識は揃っていた。
情報のリファレンスとしては、アメリカをみていて、
それをどう自国に反映するか。それぞれは規模が小さいが。
●CXとUX
CX : 企業が提供する「全顧客体験」
UX:そのうちのデジタル体験
User:使う人 = デジタル機器を使う人
デジタル機器:PC, SP, Tab, パネルIF, etc.
[写真]
まだ納得していないけれど。空気感としてあった。
UX Strat の slideshare
Lifting from The UXPlateau
http://www.slideshare.net/UXSTRAT/ux-strat-europe-susanne-van-mulken-lifting-off-from-the-ux-plateau
AND, NOt Or
VW におけるデジタル化による変化
Convincing IT and Business Leaders to Value Design - Andreas Hauser SAP
組織でデザイなが果たすべき役割の変容
http://www.slideshare.net/UXSTRAT/convincing-it-and-business-to-value-design
CX Frameworks
Strategic 2-5年 CX Vision & strategy
Tactical 1-2年 CX Fundation
Operation 0-1年 Excellent CX を作る
考え方。整理の仕方。
SUSANNE VAN MULKEN - INFORMAAT
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ブランディングそのものの話しは出てこなかった。
総合的なUXのうち、限定的になる。
それが会社の全アプトプットを引き受けるという気概が無い?
制限しているという話しでは無い。
デジタルでのタッチポイントが多い?デジタルでの体験、かなりUX戦略
意識をかけて言っている。製造業が多いから?
車を買うまでにショールームに来るのが減っていて、
ショールームに来る時に、すでに商品知識を持っていることに、どう向き合うのか?
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■UX STRATEGIES SUMMIT ヤフー 深澤大気 氏
カンファレンスの概要
UX戦略のトレンド
Marines' Memorial Club & Hotel
2回目のイベント
IA Summit, UXPA に比べると小規模
ビジネス系や役職が上の参加者が多い
参加者は IT, メーカー、コンサルなど
●今年のテーマ
コラボレーションとリーダー湿布
経営陣の支持を得るための方法や実践事例
研究とデザイン
UX、ブランド、製品、サービス
●UX戦略のトレンド
悩みは世界共通
チームビルディングとチームマネジメント
UXの効果の示し方
デザインプロセスの時間短縮
宣伝:team of one
という言葉が出てくる。
組織の中でどう UX を定着させていくのか?という本
"Creating a UX strategy blueprint" Julie (JB) Booth
ビジネス要件から、ユーザーニーズを取り上げていく。
https://experiencinginformation.files.wordpress.com/2014/08/ux-strategy-blueprint.pdf
ビジネスとしてどういうチャレンジをしていくのか?
どいうユーザー?
ユーザーのゴールは?
ゴールを達成するには守らなければいけないこと。
ユーザーゴールのためにどういう活動をしていくのか。
解決策に効果があったのか?どう検証するのか?
ビジネスのゴールからの戦略ができる。
Google HEART フレームワーク
From Insights to Impact:
#UXvalue
COMPETITIVEANALYSIS: Strategic UX Spy Games
http://www.slideshare.net/UXPA/uxpa-2015-kantrovich-ux-competitive-analysis-v3a
例えば保険会社のサイトを作るとき、わざわざゼロから考える必要は無い。
ベストプラクティスがあれば、真似れば良い。
REMOTE RESEARCH & USABILITY TEST
心理学、行動経済学、認知心理学
Designing for Behavior Change が紹介
Behavioural plan*
ブランディング = UX?
一貫性のあるUXの提供することでブランド価値を形成
Easy to Use
Well Crafted
Valuable
Ads Simplification
広告がバラバラになるので、どこにおいても同じような見え方をする広告に。
●最後に
ビジネスゴールをみたしながらユーザーニーズを満たすための戦略
組織の中でUXのマインドを拡げるための戦略
既存の開発プロセスの中にUXDのプロセスを統合するための戦略
組織や自分の役割によって変わってくる。
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