9/10/2015

[&] Apple TV Human Interface Guideline


Apple TV Human Interface Guideline 素晴らしいな。
https://developer.apple.com/tvos/human-interface-guidelines/visual-design/

設計原則:ゲーム、メディアストリーミング、家庭用のユーティリティとして、アイデンティティを構築すること

●常に接続されていること
●何に注目されているのかが明確であること
●没入できるようなアートワークで
●iOSアプリとほとんど同じだけれどリモコンで操作することを考慮
 ○インタラクションを慎重に組み立てること、リモコンでつながっている感を出すこと
 ○画面から3メートルぐらい離れたところから操作することを忘れずに。迷子にならないように
 ○共有体験を大切に。離れたところに居る仲間と体験が共有できるように
●パララックス(視差)つきの奥行きのある映像表現ができるように

■ Visual Design のガイドライン
- Animation
 関係の無い、意味の無いアニメーションは使わないこと
 動きすぎないこと
 薄くて軽く見えるように工夫すること
- Branding
 洗練された控えめなブランドアピールで
 コンテンツにブランディングを反映させ、カスタマイズすること
 どうしても必要で無い場合意外は、ロゴを強調表示しないように
- Color
 テレビ本体で必ず試写して色を確かめること
 ずっと見ているものなので、落ち着いた色調が好まれます
 色の区別が難しい人のことを考慮すること
 色を使って注目を集めるようにはせず、大きさの変化やアニメーションで注目させること
 メーカーや機器によって、発色が違うことを許容した色合いにしておくこと
- Content
 ペアレンタルコントロールを考慮すること
- Layout
 HD解像度だけれども、画面の大きさは様々なものが存在することを考慮
 画面の上下60ピクセル、左右90ピクセルは何らかの要因で隠れて表示できない場合があることを配慮しておく
 フォーカスがあたった時にサイズが大きくなる分の余白に余裕を持っておくこと
 コンテンツの端を見え隠れさせることで、コンテンツリストに続きがあることを示唆すること
 うまくレイアウトするために、提供されているテンプレートを活用すること
- Grids
 3列グリッド、5列、6列、9列、それぞれ規定のパターンに当てはめること
 画面のセーフゾーン(前出)を考慮したグリッドデザインにすること
 行間隔を適切に
 一貫性のある感覚で
 対称に並べ、左右に続くコンテンツがあるときはチラ見しているように
 用意されたテンプレートを活用し、テンプレートの目的を理解しておくこと
 アラートテンプレートは重宝します
- Textures
 テクスチャ素材は、柔らかくて、繊細で、半透明なもの。まずはシステムが用意したものの利用を検討
 コンテンツを古く感じさせないために軽くて半透明なテクスチャを使うこと
- Typography
 文字の量を最小限にすること。たくさんは読めないから
 適切な大きさの適切なシステムフォントを利用すること
 可能なかぎり、システムで用意されたテキストスタイルを利用すること
 カスタムフォントを利用する時は、画面から離れても読めるサイズを考慮すること
 アクセシビリティ対応の太字フォントを用意しておくこと
- Video
 基本操作(早送り、逆送り[巻き戻し]、スキップ、チャプターのスキップ、字幕表示)など基本操作に対応すること
 システムが持つビデオプレイヤーを利用すること
 映像の邪魔になるオーバーレイや、ロゴ表示はやめること
 インタラクティブに表示されるオーバーレイは 0.5秒以内に表示され、使わなくなったら消えて動画再生が続くこと