[&] 1000 books #130 - Design Stories
「安藤日記の千冊紹介」130冊目は『デザイン・ストーリーズ』
理論から実践へ。アイディアをかたちにする40の物語。
ティモシー・サマラの本。タイトルどおり40の具体的事例が紹介されている。
単にデザイン理論だけでなく、こういう理由で、こうして、こういう効果があるという納得感のある説明。
2009年の本だけど、内容は全然古びていなくて、今こそ役立つデザイン実践の数々。
●コンセプトを持て。
●飾り立てるな。伝わらなければ意味がない。
●統一感のあるビジュアルで訴求する。
●書体ファミリーは2種類まで。
●ワンツーパンチの発想で!
●目的に合わせて色を選ぶ。
●省いても実現できるものなら省く。
●ネガティブスペースは魔法の道具。ただ埋め尽くすのではなく、つくり出せ。
●文字もイメージと同様に重視せよ。
●判読できない書体は、書体失格。
●普遍性はあるか。主役は自分ではないことを忘れるな。
●寄せたり、離したり。
●夜空の花火や夜明けの太陽のごとく、明暗をつける。
●目的意識をもって意志を貫け。中途半端は厳禁。
●自分の目で測れ。
●イメージは自分で作る。インスタント食品で間に合わせるな。
●流行にとらわれず、まじめに。
●動きを付けよ。静止は退屈と同じ。
●歴史に学べ。ただし、歴史を繰り返すな。
●シンメトリーは究極の悪。