[&] 1000 books #122 - Inside Jokes
「安藤日記の千冊紹介」122冊目は『ヒトはなぜ笑うのか』
原題は Inside Jokes で、直訳すると、
『ジョークの内幕:ユーモアで心をリバースエンジニアする』といった感じか。
なぜ「笑い」という事柄が起きるのか、
認知科学的、心理学的、哲学的側面から説明した本。
面白いものがなぜ面白いのか、ニヤッと笑えるユーモアがなぜ笑えるのか、
納得のいく説明が書かれています。
この本を読んだからといって、なにか面白いことが言えるようになるわけではないけれど、
お笑いネタや、広告のコピーライティングなど、なぜ面白いと感じるのか、
そこで使われているテクニックを分析することができるようになりそう。
一番印象に残ったのは、
「問題は、知的機械が感情を持てるかどうかではなく、
機械が感情を一つももたずに知的になりうるかどうかだ」
というマービンミンスキー博士の発言。深い。深いな。
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