8/04/2016

[&] 1000 books #217 - The Trigger



「安藤日記の千冊紹介」217冊目は『トリガー』

物理法則を無視した、超革新的で平和的な武器「トリガー」に関するお話し。
アーサーCクラークとマイクルPキュービーマクダウエルの共著で、
最後にクラークらしいどんでん返しというか、センスオブワンダーがあるので、
途中つまらなくなっても、最後まで読むと、なんとも言えない読後感のある小説。


[&] 1000 books #216 - WETWARE



「安藤日記の千冊紹介」216冊目は『ウェットウェア』

ルーディ・ラッカーの、人間の身体とハードウェアが融合したなんとも妙な世界を描いたSF小説。
人間とロボットのどちらをも超越するハイブリッドは今後生まれるのだろうか?
もっとも映画化、映像化が難しい種類のお話し。
2030年のお話しだから、もうすぐ現実が追いつきそう。


8/02/2016

[&] 1000 books #215 - 100 More Things



「安藤日記の千冊紹介」215冊目は『続・インタフェースデザインの心理学』

示唆に富んだ内容だった「インタフェースデザインの心理学」の続編。
改訂版ではないので、まるっきり新しい項目がどっさり掲載されている。

中高年向けの話しとか、幼児向けの話しとか、最近判明した事柄とか。
●人はどう見るか
●人はどう考え記憶するか
●人はどう決めるか
●人はどう情報を読み理解するか
●人は物語にどう影響されるか
●人は他人や技術とどう関わり合うか
●創造性はデザインにどう影響するか
●人体はデザインにどう影響するか
●人はものをどう選び買うか
●世代、地域、性別はデザインにどう影響するか
●人はインタフェースやデバイスとどうやり取りするか

これらをどうUXに対応づけられるかが勝負どころだ。

(自腹で購入しようと思っていましたが、オライリージャパンさんから頂きました。ありがとうございます!)



8/01/2016

[&] 1000 books #214 - Opening a design brain



「安藤日記の千冊紹介」214冊目は『デザイン脳を開く 建築の発想法』

基本、建築の本なのだが、何にでも応用可能。
約束事から連想する
言語で発想する、部位で発想する、和風で発想する、幾何学で発想する
五感から発想する
物から発想する、身体から発想する、自然から発想する、地形から発想する
ひらめきで発想する
巨匠たちのひらめき、パースのひらめき、他分野の発想法、フィロソフィ

といった感じ。発想が豊かな人は無意識下でこういう発想をしているんだと思う。