[&] UX trends for 2018
年初め 2018年のUX(俺的2018年のUX戦略)
●Design Sprint Tips (Remote Design Sprint, Personal Design Sprint)
デザインスプリントが徐々にプロダクト開発や組織に浸透してきたのは大変うれしい事。
まだまだ状況によってノウハウも異なる。Tips やノウハウがもっと共有できると良いと考えている。
●Microcopy
ボタンやラベル、エラーメッセージなどの短い文面のコピーライティング。超大切。
ポジティブで分かり易く書くか、ネガティブでややこしく書くかで大きく成果が違ってくる
●Optical Adjustment
タイポグラフィーのデザイン技術から培ってきた、目の錯覚、目の働きを正確に把握した上でのデザイン。
○の大きさや、▲の位置など、アイコンデザインやUIデザインにも生かせる要素は多い。
●Make Time (Jake Knapp)
Design Sprint 提唱者 Jake の次の本のテーマは「時間を作る」
ライフハック的な時間節約法だけでなく、どういう仕事術なのか。僕も取り入れていきたい。
●Visual Thinking
映画「メッセージ」(原題 Arrival;原作「あなたの人生の物語」)での衝撃的なメッセージは、
扱う言語によって、理解や把握の度合いが異なるということ。映像/画像で考える手法をもっと推し進めたい
●Org Design
組織の中でいかにデザインを浸透させるかという、組織デザイン。一人では限界あるし、
組織にデザインスプリントがインストールできると、素晴らしい。そういう活動をもっと広めていきたい
●4K, 8K UI
超高解像度の巨大画面における、UIの大きさやサイズやレイアウトの課題。
ゲームの世界だけでない課題になってきている。
●Monitor Graphics UI
大きくて高精細なディスプレイでのモニターグラフィックスに
思想や哲学、世界観が組み込まれていっても良いと考えている。
アニメやSF映画に一瞬でてくるモニターグラフィックスだけでなく、実際に使うものとして。
●Dashboard UI
単に数字や情報を見るだけでなく、次のアクション、次の行動に繋がる、攻めのダッシュボードデザイン。
そのためのガイドラインや指針があきらかになっていくといいと思う。
●Mobile Information Architects
モバイル、アプリならではの情報設計が必要。UIデザインより前に、情報設計こそが重要。
●VR Design Guideline / motion thikness
VRコンテンツ、UIのデザインガイドライン、映像酔いしないための各種ノウハウ
●Voice UX
チャットボット、スマートスピーカーが浸透するにつれて、既存のサービスをどう切り取って
サービス化しなければいけないのか? 音声利用の際の UX がもっとスムーズになると良い。
●Digital Typography / Minimul UI(特に小さいディスプレイにおけるUI表現)
ディスプレイではなく、コストの限られた電子機器向けの小さなディスプレイにおけるノウハウが必要
●Digital Layout
16:9や4:3ではない画面、矩形とは限らない画面に対するレイアウトデザイン、
スクロール前提のレイアウトデザインやフローによってレイアウトが変化するデザインの必要性
●Design Guideline
いろいろな業種、職種、サービス、組織におけるデザインガイドラインがもっと平易に作りたい
●UI Translation (i18n)
ユーザーインタフェースの適切な翻訳、翻訳ノウハウに関して、もっと知見を集めたい。
●Organic UI
自然や有機物、身体や建築物などに学んだデザインが、これからもっと浸透していく予感
●Sound UI
スマートスピーカーの浸透にも関係するが、音、ジングル、警告音、UIとしての音の重要性が高まる