[&] Remote Design Sprint Tips (by. Jake Knapp)
Jakeのオススメ、リモートデザインスプリント術
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デザインスプリントの生みの親、Jake Knapp氏が、リモートデザインスプリントのコツ、注意点を
公開してくれました。その中から要点を抜粋して翻訳しました!
●基本はビデオ会議と、バーチャルホワイトボード、ディスカッションするチャットの3つ
●利用するツールを練習する時間をとる。「使える」と言ったとしてもレベルがそれぞれなので実際に使って練習する
最初の自己紹介で、一通りの機能を使うと良い。
●ビデオ会議は、セキュリティ設定に注意しつつ Zoom がベスト
Zoomに慣れておらず、新たに使い始めるのであれば Google Meetや Skypeなど慣れているツールを使う。
これを機に新しいツールに取り組むのも良い。
開始前に事前に接続ガイドや準備すべきものなどを通知しておく。
●ビデオ会議の映像は常にONで、顔を出してコミュニケーションする
●マイクとカメラに投資しよう。照明もあるとなお良い。
●リサーチやテストで、その時だけ参加する人には、Zoom ではなく
GoToMeeting や Whereby などWebブラウザで使える
ダウンロードやアカウント登録の必要のない一度限りのビデオ会議システムがおすすめ。
(ZoomのWebリンクでの利用もあり)
また、開始前に事前に接続ガイドや準備すべきものなどを通知しておく。
こういったツールに慣れていないことを前提とし、丁寧に手順を伝えておくこと。
●miro と Mural が候補で、Muralの方が招集機能と、秘密投票の機能があるのでデザインスプリントに向いている
Mural の投票機能も便利だけれど、色のついた丸オブジェクトを用意してドット投票するのでも良い。
●バーチャルホワイトボード上に毎日の作業用の領域をあらかじめ作っておく
●どれぐらい達成したのかをプログレスバーなどで視覚化し、達成感を共有する
●バーチャルホワイトボードの中に個人個人の作業用スペースを用意する
●いつもより多め、長めの休憩を。休憩中はビデオ通話を切る。
●作業に遅れているひと、作業に時間がかかっている人が見えにくくなるので、いつも以上に気を配る
●個々人でする作業と、全員でする作業の時間をうまく切り分ける。
●世界にまたがって実施する場合は、時差への考慮が必要。どうしても活動時間が合わない時はチームを分けて実施
●できれば2画面用意する。ビデオ会議用の iPadと、作業用のパソコンや、ノートパソコン用の外部ディスプレイなど。
1画面しか用意できない場合は画面の1/3をビデオ会議用。2/3を共有ホワイトボード用に使う。画面を切り替えて使わない。
●オンラインで作業したとしても、紙とペン、ポストイットは各自用意する。
ただし、誰もが同じ文房具や紙を持っているわけではないので、そのあたりは柔軟に
●部屋のドアを閉めて、集中して参加できる環境をつくる
●休憩から復帰するごとに、全員の映像と音声を再確認する。全員揃っているか確かめる良い方法
●一時離席する時は、黙ってチャットで伝える。
●できれば全体のファシリテーターと、チームごとのファシリテーターを配置する
●マインダーと呼ばれる、全体の進行がうまくいくようサポートする人が居ると良い。
全員が参加できているか、ツールや環境へのサポートが必要か?、質問を受けたりチャットに書かれたことを見落としていないかなど。
またマインダーとファシリテーター、チームごとのファシリテーターの連絡用の手段を確保しておく(チャットや電話)。
●作業工程をその都度丁寧に説明する。最初にまとめて説明したからといって覚えているわけではないので、
次の作業のたびに解説した方が良い
●各自、個人個人で作業し、終わったら適宜休憩など、全員一緒の作業だけでなく、非同期の作業を多めにする
●デザインスプリントにまつわる雑談を混ぜると良い。お気に入りのアプリ紹介や、家にある文具紹介など
●共有ホワイトボード上で複数の人が同時に同じオブジェクトを編集しないように、コピーしてから使ったり、
あらかじめ必要な数分コピーしておいたり、作業がぶつからないよう工夫して準備しておく
●オンラインプロトタイプ作成には Figma が便利。何人もで同時作業できる。
テンプレートや部品を準備しておいて、慣れてない人でも素早く使えるよう準備しておく
検証(テスト)の際は、ここで作成した Figma のリンクを見てもらうだけで良い
Adobe XDも良いが、パッと使うには難しいのでXDを使うのは、参加者全員が XDに慣れている場合だけ。
●「画面」が成果物ではないプロトタイプの場合は、マーケティング素材を作ると良い。
ランディングページや、パンフレット、ECサイトの1画面など。
●分担作業、チームごとの作業には、Zoomのブレイクアウトルームの機能を活用
●あらゆる技術的障害を予想しておく。
ネットが繋がらなかった場合のバックアップ回線、人が来なかった時の連絡先、
Zoomの音質が悪かった場合は音声だけでも電話でつなぐなど。
●画面共有のやりかた、解除の仕方を、丁寧に説明し、全員に体験してもらっておく。
●うまくいかなかった場合は、順番を変えたり、休憩にしたり。
●念のため2種類の方法で、録画、録音しておくこと
(Zoomの録画機能と、手元のスマホで録音しておくなど)
●話しただけだと忘れてしまうので、頻繁にメモをとる
●普段のポストイットだと大丈夫だが、オンラインのポストイットは誰が何書いたかわからなくなりやすい。
名前を書くか、個々人の貼る領域を決めておくか、色分けするなどの工夫が必要。
●検証(テスト)時のインタビューを記録するときは、オンラインのポストイットよりも
オンラインスプレッドシートの方が素早く便利な場合が多い
●最後のディスカッション、アイデアの発表をする様子を録画しておき、
デザインスプリントに参加していなかった人に見せるためのダイジェストとして活用する。
とりあえず以上です。このドキュメントは更新中とのこと。これからも追記されていくようです。
( via. https://www.thesprintbook.com/remote )
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